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心之歌
- 2010/07/13(Tue) -
「中国鍼灸院」の呉先生がまたまた傑作を書いた。これは本当にすごい。

「詩載志」呉炳宇

詩者、心之歌也。有言詩、無言志。
詩善舒情暢志、陶冶情操、精神之食糧也。
大可治国安邦、孕育哲理、咏民声、時代之号角也。
小能熟花樹虫鳥之名、山川之秀、卿土恋情也。
地因人而名揚四海。寒山寺因詩而鐘声不絶、邦人贈鐘有之。

月落烏啼霜満天、
江楓漁火対愁眠。
姑蘇城外寒山寺、
夜半鐘声到客船。
(唐 張継)

黄鶴楼因詩而千古不朽、重修也。黄鶴楼


昔人己乗黄鶴去、
此地空余黄鶴楼。
黄鶴一去不復返、
白雲千載空悠悠。
(唐 崔)

順心常喜、違心多鬱。
現実雖事々難従人心、而詩確句々隨人願。
逆境吟詩壮志、順境登高而歌。
不亦、楽乎!


(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

詩は心の歌たい。詩には言葉があるばってん、志にはなかばい。
詩は情をあらわして、志を揚げさして、情感豊かな心ば鍛えて、精神の食糧になるばい。
大きく言うたら、国を平和に治めて、哲学を育てて、民衆の声を代弁して、時代に号令するばい。
小さく言うたら、花や樹や虫や鳥の名前を覚えたりでくるし、自然の素晴らしさ、郷土や恋人への想いも表現でくるばい。
地名は人によって有名になる(四海に名を揚げる)ばい。
寒山寺は詩(例1)で鐘の音が絶えんくなったばい。日本人が鐘ば送ったけんね。

(例1)
月は落ちてカラスは啼いて霜は天に満ちて、
運河の風と漁火は浅い眠りん中でちらちらするばい。
姑蘇の城外にある寒山寺、
夜中の鐘の音は客船にまで届くばい。
(唐 張継)

黄鶴楼は詩(例2)でずっと朽ちることはなかばい。何回も修理されるけんね。

(例2)
昔ん人は黄鶴に乗って行ってしもうたし、
ここにはただ黄鶴楼があるだけたい。
黄鶴は行ってしもうたらもう帰って来んし、
白か雲は永久にただ悠々としとるばい。
(唐 崔)

思うとおりにいきゃいつも嬉しいし、うまくいかんなら落ち込むたい。
現実のことはどれも思うようにならんでも、詩は確かに一句一句思うとおりになるばい。
うまくいかん時にゃ詩を吟じてモチベーションばあげてくさ、
うまくいくときゃ高いとこに登って歌うとたい。
楽しくないことなかろーもん!


「詩」

人はみな いかなる境地に あるとても
詩によりてなほ 生きるものなり


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