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「心安命長」
- 2012/06/26(Tue) -
今週は「中国鍼灸院」さんでスタート。

「心安命長」呉炳宇
口尾縄結限魚動、(口と尾縄で結びて魚の動きを限れば)
離水二日鯉仍活。(離水して二日鯉なお活きる)
人患大病心安定、(人大病を患いても心安定すれば)
災去病消命長活。(災い去り病は消え命長し)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

口と尾ひれば縄で縛ってから動けんごとしたらくさ
鯉は水が無うしてん二日も活きるとじぇ
人間も病気になってんイライラしたりせんどきゃ
病気もそがんひどうならんで長生きすると

魚の鰓から口に通した紐を尾鰭に結んで魚を弓状にして動けないようにすると、実際に水なしでも二日は生きることが証明されたらしい。つまり魚はバタバタ動くことで寿命を縮めるので、動きを呼吸だけに限ればそれだけ長生きするという理屈らしい。
人間も病気や災いの時にはまず落ち着くことが大事という教訓だな。


夜、「瞳の奥の秘密」というアルゼンチン映画を見た。これまた傑作。

「静」

災いの 来て人初めて 試される
静かなるもの 多くを悟る

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「淡食養生」
- 2012/06/12(Tue) -
というわけで、「中国鍼灸院」は呉先生の今日の漢詩はこれ。

「淡食養生」呉炳宇
美味多食五臓滞、(美味多食五臓を滞らせ)
味淡少食六腑通。(味淡少食六腑を通す)
人参殺人常有奨、(人参常に人を殺めて奨有り)
大黄救人多無功。(大黄多く人を救いて功無し)

(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

うまかもんばっか食べ過ぎよったら内臓の動きは鈍うなるばってん
薄味のもんば控えめに食べよったら内臓は調子よぉなるばい
人参は身体に害があるとにありがたがられてからくさ
大黄は身体にいいとにあんまりよかごと言われんばい
 

ワシ: 「あれ?薬用人参て身体にいいんやないんですか?」
呉先生: 「あまり頻繁に使うとよくないヨ」
ワシ: 「そうなんですか」
呉先生: 「あれはステロイドみたいなものネ。その時だけ無理やり元気にするヨ。でも後で害が残るヨ」
ワシ: 「へー!」
呉先生: 「身体に信号を出して無理やり働かせようとするヨ。だから使う時を間違えると身体によくないネ」

ワシ: 「そうなんだ・・・」
呉先生: 「サラ金を借りるのと同じネ。借りた時はお金あるヨ。でも後で返すのが大変で余計苦しむネ」

ワシ: 「あはははは!」
呉先生: 「大黄は身体にとてもいいのに、あまりありがたいとは思われないネ」
ワシ: 「どんな効き目があるんですか?」
呉先生: 「便秘に効くヨ。身体の中の悪いものを出してくれるヨ」

 
要するに自然治癒力の原動力となる健康状態にふだんから気をつけておけば一番いいということだな。
 
「味淡少食」
 
美味多食 富める世にては 常のこと
敢えて試さん 味淡少食
 
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