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「今日は皮の話ネ」
- 2012/04/25(Wed) -
「中国鍼灸院」さんにて。
 


呉先生: 「今日は皮の話ネ」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「昔、中国のある官吏の子どもが喘息になったヨ。そしてある晩、夢で薬人参を一寸と胡桃を3個煎じて飲むと治るというお告げを聞いたヨ。朝になって奥さんに話したら奥さんも同じ夢を見てたヨ。それで早速作って子どもに飲ませたら喘息治ったヨ」
ワシ: 「へー」
呉先生: 「その話を聞いた人が家族が喘息だったから真似して作って飲ませてみたら本当に治ったヨ」
ワシ: 「へー」
呉先生: 「でも数日してまた喘息がでたから作ってあげたけど今度は効かなかったヨ」
ワシ: 「どうしてですか?」
呉先生: 「夢で見た人のところに訊きに行ったら教えてくれたヨ。1回目は急いで作ったから胡桃の皮も一緒に煎じたヨ。でも2回目は丁寧に作ろうとして皮をむいてしまったヨ。実はこの皮が大事ネ」
ワシ: 「そうなんですか」
呉先生: 「皮は中の栄養を閉じ込める役割をするヨ。皮がないと栄養が逃げてしまうヨ」
ワシ: 「なるほど」
呉先生: 「これはなんでも同じ。お米も時々玄米を食べたほうがいいヨ。りんごも皮ごと食べるほうがいいネ」
ワシ: 「確かにそうですね」
呉先生: 「この話で言ってる治療法は本当に効くヨ。昔、中国の李時珍という人が書いた『本草綱目』という本にも同じように書いてあるヨ」
ワシ: 「あぁ、『本草綱目』聞いたことあります」
呉先生: 「漢方の先生でこれ知らなかったら失格ヨ」


調べてみると「本草綱目」を学ぶことは漢方の基本中の基本らしい。この本で紹介している薬種は1892種で、処方や製造法まで細かく書いてあるらしい。
漢方というのは知れば知るほど理にかなっていて面白い。人間が無理なく健康を維持していくためには絶対に必要な知識だと思う。中国四千年の歴史が積み上げたノウハウは尊重すべきだ。
 
「草木」
 
草木の 教えははるか 四千年
人も自然の 枝葉なりしか
 

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