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「薬」
- 2012/05/08(Tue) -
「中国鍼灸院」さんにて。今日の呉先生の漢詩はこれ。

「達人」

呉炳宇

人生八九難如意、(人生八九意の如くならず)
但有一二少順心。(心に順なるはただ一二ありて少なし)
八九煩悩久必病、(八九煩悩久しければ必ず病となり)
一二希望出達人。(一二の希望は達人を出す)
 
(以下、えしぇ蔵的博多弁訳)

人生はほとんど思うようにはならんと
思うようになるとは一か二しかなかと
うまくいかんとば悩みよったら病気になるばい
ちょっとでも希望を持っとったらいい人になれるばい




ワシ: 「連休は山に登りました」
呉先生: 「山に登るのはいいネ」
ワシ: 「先生も登ります?」
呉先生: 「昔、薬草とりによく登ったヨ」
ワシ: 「あぁ、なるほど。薬草をね」
呉先生: 「そう」
ワシ: 「薬草を見分けるのって難しいんでしょ?」
呉先生: 「コツをつかめば覚えられるヨ」
ワシ: 「そうなんですか?」
呉先生: 「葉がどういうふうについてるか?花はどこに咲くか?花びらは何枚か?根の形はどうか?匂いはどうか?そういうところで大きく分類できるヨ」
ワシ: 「なるほど。じゃあどういう効能があるかはどうやって調べるんですか?」
呉先生: 「まずそのままかじった時の味はどうか?甘いか?辛いか?苦いか?それから煎じた時に上に浮くか?下に沈むか?そして煎じたのを飲んだ時に汗が出るか?出ないか?そういうところで判断するネ」
ワシ: 「へー!」
呉先生: 「だいたい甘いものは栄養をつけるヨ。苦いものは虫も食べないからつまりこれは殺菌作用があるヨ」
ワシ: 「なるほど」
呉先生: 「でも薬草じゃなくても、普段食べてるものでも自然からとれたものは何でも薬ヨ」
ワシ: 「そうですね。先生は食べないようにしてるものとかありますか?」
呉先生: 「何でも食べるヨ」
ワシ: 「やっぱりそうですか」
呉先生: 「嫌いな食べ物がある人は、やはりその食べ物からとれるものが不足しているヨ。でも無理に食べるのもよくないネ。だからちょっとだけ食べさせるヨ。そうすれば身体が反応して不足しているものが何かわかるヨ」
ワシ: 「なるほど」
呉先生: 「これは仲が悪い人の話を聞くのと同じ。仲が悪い人は自分の欠点を教えてくれるネ。耳が痛いけどそれを聞けば参考になるネ。仲がいい人はわざわざ欠点を言ったりはしないネ。それと同じ」
ワシ: 「なるほどなるほど!」


「薬」
 
そりあわぬ 食も言葉も 薬なり
 

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