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「活」
- 2009/06/09(Tue) -
なんだか毎週月曜日の朝に「中国鍼灸院」さんに詩を習いに行ってるような状態になっていることにふと気付いた。
 
「敗因」
 
呉 炳宇
 
守株待兎勿笑、(株を守りて兎を待つことを笑うなかれ)
縁木求魚不少。(木に魚を求める縁は少なからず)
敗者本非欠智、(敗者本より智に欠けるにあらず)
利令智昏失巧。(利に令され智に昏くなり巧を失う)
 
切り株に兎がぶつかるのを待つ人を笑ってはいけない、
木に登って魚をとろうとしている人は少なくないのだ。
敗者は智恵がないから負けるのではない、
利益に捕らわれるから智恵がくもって失敗するのだ。
 
(訳:えしぇ蔵)
 
こういう詩を呉先生は裏紙とかに筆ペンで書いてくれるが、これが非常に見事な手跡だから余計にすごい詩に見える。
 
 
「活」
 
呉 炳宇
 
水昇湧泉肌膚嫩、(湧泉より水昇れば肌嫩り)
火降労宮肢体暖。(労宮より火降れば肢体暖なり)
舌下水甜添活力、(舌下に水甜ければ活力を添え)
氣功健身家密傳。(氣功で身健やかなるは家の密傳なり)
 
湧泉というツボ(足の裏にある)から水が昇れば肌は若返る。、
労宮というツボ(手のひらにある)へ火が降れば体は暖まる。
舌下の水が甘ければ活力を得ることができる。
氣功で健康を保つことは家の秘伝である。
 
 (訳:えしぇ蔵)
 
呉先生: 「呼吸する時に湧泉というツボから体の中を水が昇ってくるようにイメージする」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「そして今度は労宮というツボに体の熱が下りていくようにイメージする」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「舌の下にある水が甘く感じられると元気が出るヨ」
ワシ: 「へー」
呉先生: 「人間、水が足らないと枯れてしまうけど、多すぎてもだめネ。熱も高すぎても低すぎてもだめ。鍼を使って氣を流し、この水と火を調整すれば、病気は治るヨ」
ワシ: 「なるほど」
呉先生: 「それと食事が大事。普通の薬は飲まないで食事で治す。食事は薬と同じネ。昔は医学と食事は同じと考えられていたヨ」
ワシ: 「医食同源ですね?」
呉先生: 「そう。食事はとても大事」

今日は小説に関するアドバイスも頂いた。
 
呉先生: 「誰かに何かを伝える時に、人は例えば・・・の話をするネ」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「小説も同じネ。自分の言いたいことをそのまま書いても誰も読んでくれないけど、物語にするとおもしろいからみんな読むネ。その中に自分の言いたいことを隠しておくヨ」
ワシ: 「そうですね」
呉先生: 「そして全部説明しないで終わること。後は読む人に考えさせる。わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。それでいいヨ」
ワシ: 「はい。そう思います。ありがとうございます」
 
いつも呉先生のところにいるのはわずか30分足らずだが、この短い時間に学ぶことは非常に多い。もう完全にワシの人生の師だな。「子曰く・・・」で先生の言行録を作るといいかもしれない。
 
「兎待つ者」
 
切株を 守りて兎待つ者の
少なからずや この国の今
 
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